あなたは大丈夫?意外に知られていない水虫の症状

家族の中に水虫の人がいると水虫になる確率は高くなります。私も父親が水虫なので、一度足の指がかゆくなり皮がむけだしたことがあり、皮膚科を受診しました。しかし、実際水虫の検査をすると水虫ではありませんでした。もしかして私って水虫かもと思った時は医師の診断を受けることが大切です。違う可能性もあるのです。

では実際水虫になるとどのような症状が現れるのでしょうか?

主にあげられる症状は3つあります。中でも一番多いのが足の指の皮がむけたり、赤くはれたりする趾間型の症状です。痒みを伴うのが特徴です。皮がむけてジュクジュクし赤くただれることがあります。細菌の二次感染により足全体が腫れてしまうこともあるため注意が必要です。

次に小水疱型です。字のごとくたくさんの水ぶくれが現れます。足の指にとどまらず足の裏や側面にできやすいとされています。水ぶくれのところが赤く腫れ上がったり、小さな水ぶくれが集まって塊になるとかゆみも増します。初期の段階では水ぶくれが小さく気付かないことがあり、そのまま放置してしまい症状が悪化してしまうことがあるので注意が必要です。

水ぶくれが割れることにより、水ぶくれの汁が出ますが、この汁には水虫の原因である白癬菌は生息していないので触れてしまっても感染する恐れはありませんので安心してくださいね。

そして最後のひとつが角質増殖型です。足の裏の角質全体が分厚く硬くなる症状です。またガサガサしてひび割れることもあります。この症状は一見水虫だとわかりにくいため見落とす人が多くいます。またかゆみが水泡もないためただの乾燥だと思ってしまう人も多く、その間に人にうつしてしまうこともあるため注意が必要です。剥けた皮が落ちて家族に感染させてしまったということもよくあるのです。

水虫の症状には上記のようなことがあげられますが、水虫に気付かなかった、気づいたけど忙しくて放置してしまった場合、水虫が悪化してしまい治りにくくなってしまいます。また足から爪や手などの他の部位に感染してしまうこともあります。爪に感染してしまうと爪の中で白癬菌はどんどん増殖していきます。爪に感染すると治りにくいため出来れば爪には感染させたくないところです。

水虫の症状は一般的に有名なジュクジュクになったりかゆみが出たりする以外の症状もあります。痒くないから大丈夫と思わず、もしかして水虫かも・・・と思ったら病院を受診することが必要です。大丈夫と思っている間に家族や恋人にうつしてしまったら大変です。白癬菌は感染力が強いため早期発見、早期治療を心掛けましょう。

水虫は遺伝する?家族に感染させないために注意すること

女性も男性もできれば水虫になりたくありません。「お父さん水虫なんだけど、私は大丈夫かな?」と遺伝を心配する人がいます。そう質問される水虫は白癬菌に感染する病気なので、遺伝の心配はありません。しかし水虫って夫婦間では感染しにくいですが、親子間では感染しやすいと言われています。その理由は水虫になりやすい体質や体型の遺伝にあります。水虫自体は遺伝しないものの、汗っかき、足の指が密着している、脂性など優性遺伝するものがあります。片親が水虫だと、子供が水虫になる確率は2分の1で、さらに両親ともに水虫の場合さらに確率が上がります。両親が水虫の場合、私なっちゃうの?と不安になってしまいますが、両親がともに水虫であっても、白癬菌に触れなければ水虫になることはありません。

しかし、一緒に生活していると家族から水虫の原因である白癬菌に接触くする機会が多々あります。例えば、家族で使いまわしているスリッパや家族共有のバスマット、タオルなどから感染する恐れがあります。私自身も父親が水虫でバスマットから感染するのではと心配しましたが、家族で使うものをいちいち分けるのは難しいですよね。我が家は父より先にお風呂に入りバスマットを先に使用することで感染することはありませんでした。そういった風に工夫することも大事ですね。

またタオルやバスマット以外に家のほこりの中に白癬菌がいることがあります。床や畳やカーペットをこまめに掃除して清潔に保つことが大切です。

また「同じバスマットを使っちゃった~!」ということになっても大丈夫です。もし白癬菌に感染してしまっても、角質層に侵入してこなければ水虫になりません。白癬菌に感染して角質層に入ってくるまでに少なくとも1日かかると言われています。しっかり足を洗い、こまめに清潔にしておくことで、予防することができるので安心してくださいね。

ここで一つしっておいてほしいのが、白癬菌は足に感染すれば水虫ですが、この白癬菌とても感染力が強いことで有名です。そのため、足の指以外にも感染することがあります。頭部に感染すればシラクモ、体部に感染すればゼニタムシ、股部に感染するとインキンタムシと言われています。家族に水虫の患者がいる場合、その他の部位にも感染することがあるため、その他の部位に感染しないように注意するようにしましょう。自分以外の家族を感染させないためにも早期発見、早期治療が大切なのです。

女性も要注意!ストッキングやブーツで水虫になる!

男性も女性も爪はきれいに保ちたいものです。また夏になると足の爪をペディキュアする人も多くなっています。そこで気になるのが水虫です。今や5人に1人が水虫と言われているほど、水虫は身近なものになりました。水虫と言えば、中高年がなる爪の病気だと思われがちです。しかし今は若い女性でも水虫になる人が増えています。もともと水虫は白癬菌が足に付着し、それが角質層に侵入して水虫が発症します。その水虫の原因となり白癬菌は高温多湿の場所を好み、手足が長時間高温多湿の状況にある人はなりやすいとされています。

例えば働く女性であれば、よく履くストッキングやタイツもよくありません。仕事で1日中ストッキングとヒールを履いていたということは多々ありますよね。実はこれが水虫が発症しやすい環境を作っているのです。ストッキングを長時間履いていると足が蒸れ、白癬菌が好む高温多湿の状況を作ってしまいます。特に吸水性の悪いナイロン系のストッキングの長時間の着用には注意が必要です。

また、ストッキングにのみならず、通気性の悪い靴を1日中履くことも水虫にはよくありません。仕事にスーツで出掛ける人ならだれでも履く、あの黒い靴が良くないのです。1日8時間通気性の悪い靴を履く人とそうでない人を比べた場合、通気性の悪い靴を履く人の方が発症率が高いという結果が出ています。

しかし、通気性の悪い靴や、ストッキング等の吸水性の悪いものは履かないようにしている人も注意が必要なことがあります。それは生まれ持った足の形です。足の形って人それぞれです。その中でも注意が必要なのが、足の指の隙間が少ない人です。足の指は通気性が悪く、水虫になりやすい場所です。

また高温多湿で発症しやすい水虫ですが、寒い冬場も注意しなければいけません。水虫ってついつい男性がなるものと思われがちですが、女性が履くブーツにも危険がいっぱいなのです。ブーツを履くときはストッキングを履いてはきますよね。もちろんストッキングも良くないのですが、ブーツはさらに、通気性が悪く、デザインによっては太もものあたりまであるものもります。ブーツを脱いだ時の解放感と共に蒸れが解消されるのが分かりますよね。あの状況は水虫の原因である白癬菌にとって最高の場所と言っても過言ではありません。

今や5人に1人が発症している水虫。若いからといって安心はできません。白癬菌が繁殖しにくい環境づくりをすることが大切です。